今回は「ITを経営に活用する」をテーマに、当社顧問先(株)エクシード・リサーチの増井社長に講演して頂きました。当日は当事務所の職員も含めて40名近い参加者が当事務所及び関連会社のHPを事例に問題点、改善点を聞きながら、「ITをもっと経営に活用する方法」について熱心に耳を傾けました。
(株)エクシード・リサーチ様は自社でパソコン製造からネットワーク、サーバー構築、さらに近年ではECサイトの構築、HP制作、パソコン保守管理まで業務を広げられています。 まだまだIT技術の経営の取り組みが遅れていると考えておられる方、合い見積もりをとりたい方等がおられましたら気軽に増井社長にご相談ください。【(株)エクシード・リサーチ】
また、人材難の折、(株)ワイズの山崎社長より求人募集の実態と募集方法のコツについてご教授頂きました。さらに社会保険労務士の酒井先生より、不正規から正規社員に転換するだけで100万円の助成金が出るキャリアアップ助成金の手続き方法もご教授して頂きました。
繁盛店巡り
今回の経営研究会では『繁盛店巡り』と題しまして、飲食店の激戦区である新宿で、長きに渡り店舗経営をされている弊社顧問先様の株式会社高繁フードサービス様にご協力いただき、繁盛店舗での親睦会を開催させていただきました。
経営研究会で親睦会を企画させていただいている趣旨の一つとして、弊社と関わりのある皆様に、業種業態の枠を超えて新たな交流や人脈作りの場を提供したいという思いがあり、皆様の歓談している姿を拝見して、少しでもお役に立てたのではないかと思っております。
懇親会でお出しいただいた料理は味、ボリューム共に大満足な内容で、こちらも皆様に喜んでいただけかと思います。今回ご参加いただけなかった皆様も、新宿にお立ち寄りの際は是非一度足を運んでみて如何でしょうか。
また、今回は乾杯の挨拶をいただきました株式会社牛繁ドリームシステムの高田社長のご提案でビンゴ大会も行い、大いに盛り上がりました。締めの挨拶は丸武運輸株式会社の斉藤社長よりお言葉をいただき、最後はご参加の皆様のより一層の発展を願い一本締めで閉会となりました。
今回の経営研究会では、企業や個人事業者、士業の方のWeb制作に携われてこられたWebコンサルタントの石崎様を講師としてお迎えし、インターネットの基本的な仕組みから、実際にWebサイトを制作するにあたっての基本知識や企業側で必要となる事前準備、制作過程からWebサイト制作後の対策(SEO)までお話いただきました。
今回の石崎先生のお話を受けて、Webサイト制作時はサイトを作る目的が明確でないと、どんなに綺麗なサイトを作っても得たい効果が得られなくなってしまい、最悪は一から制作し直しという事態も考えられると感じました。制作者との打ち合わせに入る前に、社内で十分に方向性や目的をはっきりさせることで、制作もスムーズな流れで進むと思います。
また、制作後は「使いやすさ」や「検索キーワードの設定」を、ユーザーをよく分析しながら常に改善を意識するべきポイントだと感じました。いくつか対策方法をご紹介いただきましたが、すぐに行える対策もありましたので、早速活用していきたいと思います。
損をしないために知っておきたい税制改正と助成金について
第一部の勉強会の前半は、弊社の山本が弊社発行の月刊誌CLUEの税制改正ページを使用して今年度の税制改正について解説を致しました。今回の税制改正は法人税減税、富裕層への課税強化となっており、税金対策を考える上で法人税、所得税、相続税の理解を深め、全体のバランスを考慮しながらの対策を練っていく必要があります。
第一部の後半では、特定社会保険労務士の酒井先生が助成金について解説を致しました。
助成金は景気動向に左右されやすく、好況時は、助成金支給額は少なくなり、不況時は助成金支給額が多くなる傾向があるため、現在は縮小傾向にあるとのことです。
今回は雇用関係の助成金を中心にご説明を頂きました。その中でも特に興味深かったのは、特定求職者雇用開発助成金とトライアル雇用奨励金の対象者が一部同一でありながら、どちらか片方の助成金しか対象にならない点です。
両制度に当てはまる年代の人材を雇用したい場合には、トライアル雇用奨励金の方が、申請期限が先に到来するためこちらを申請したくなりますが、後に申請期限の到来する特定求職者雇用開発助成金の方が支給額が多い為、事前に検討が必要です。また、助成金申請はミスが起こりやすいとの事ですので、助成金の手続も税務同様に専門家のアドバイスを基にするのがよろしいかと思います。
勉強会の後には、株式会社牛繁ドリームシステムの高田社長より乾杯の挨拶をいただき、恒例の懇親会を行いました。この懇親会が、顧問先様同士のビジネスや情報交換等の新たなネットワークのきっかけになっていただければ幸いです。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
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